2026年8月30日、私の初の著書『採用を成功に導く面接官超入門——失敗しない「見極め&動機づけ」の実践スキル』が発売となりました。この記事では、なぜこの本を書いたのか、そして面接という場をどう変えたいのか——私が最も伝えたいメッセージを、率直にお届けします。
この記事でわかること
- 私がこの本を書いた理由
- 99%の面接官が「教わっていない」という現実
- 一番伝えたいこと——面接を「良い体験」にしてほしい
- 「見極め」の技術——本書に込めたエッセンス
- 「動機づけ」の技術——本書に込めたエッセンス
- この本を手に取ってほしい人へ
私がこの本を書いた理由
この本を書こうと思ったのは、一つの問いかけがきっかけでした。
私はこの6年間、日本全国で面接官トレーニングの研修・セミナーを行ってきました。2,000人以上の面接官・経営者にトレーニングをしてきた中で、毎回研修の冒頭に同じ質問をします。
この問いに「はい」と答えるのは、わずか1パーセント程度です。
残りの99パーセントの面接官は、誰にも教わらないまま、感覚と経験だけで面接をしている。これは日本全国の企業で繰り返されている現実です。
面接は、会社にとって最も重要な意思決定のひとつです。そして同時に、候補者にとっても人生の大きな岐路になる場面です。その場を担う面接官が、誰からも学んだことがない状態で臨んでいる——この現実を変えたいと思ったことが、この本を書いた最初の動機です。
99%の面接官が「教わっていない」という現実
営業担当者には営業研修があります。管理職には管理職研修があります。しかし、面接官になるための研修を受けたことがある人は、ほぼいません。
「なんとなく先輩の真似をした」「自分が受けた面接経験をもとにやっている」「とにかく感覚でやってきた」——研修でこう話す受講者は、本当に多いです。
その結果として何が起きているか。
これらはすべて、「面接のやり方を学んでいない」ことから生まれる問題です。そしてそのツケを払うのは、企業だけではありません。何も知らない面接官に向き合わされた候補者もまた、不必要に傷ついたり、誤った判断を下されたりしています。
一番伝えたいこと——面接を「良い体験」にしてほしい
この本を書くにあたって、私が最も伝えたかったことは何か——と聞かれたら、迷わずこう答えます。
候補者にとっても、企業にとっても、
面接がもっと「良い体験」になってほしい。
それがこの本に込めた、最も大切なメッセージです。
面接は、企業にとって「優秀な人材を見極める場」です。しかし同時に、候補者にとっては「この会社で自分は輝けるか」を確かめる大切な場でもあります。
今の面接の現場では、この2つの視点が噛み合っていないことが多い。企業は一方的に「選ぶ側」として君臨し、候補者は「選ばれる側」として萎縮する——そういう面接が、残念ながらまだ多く存在しています。
私が転職活動で経験した、上から目線で疑うように質問してくる面接官。「こんな人がいる会社には入りたくない」と感じ、内定をもらっても承諾しなかったあの経験。面接官の一言・一つの態度が、候補者の人生の選択に影響するということを、面接官はもっと意識してほしいのです。
逆に言えば、面接が「良い体験」になれば——
・候補者は本音を話してくれる——本当の人柄・能力が見えてくる
・「この会社で働きたい」という意欲が高まる——内定承諾率が上がる
・入社後のミスマッチが減る——早期離職が防げる
・「あの会社の面接は良かった」という口コミが広がる——採用ブランドが上がる
面接を「良い体験」にすることは、企業にとっても候補者にとっても、全員が得をすることなのです。
「見極め」の技術——本書に込めたエッセンス
本書の第1のテーマは「見極め」です。候補者の本当の能力・行動特性・価値観を正確に把握するための技術を、体系的にまとめました。
「動機づけ」の技術——本書に込めたエッセンス
本書の第2のテーマは「動機づけ」です。候補者に「この会社で働きたい」と思ってもらうための技術を体系的にまとめました。
この本を手に取ってほしい人へ
この本は、次のような方に読んでいただきたいと思って書きました。
-
初めて面接官を担当することになった管理職・リーダー
何を聞けばいいか、どう評価すればいいかがわからないまま面接に臨んでいる方に、まず読んでほしい1冊です。 -
採用がうまくいかないと感じている人事・採用担当者
内定辞退が続く・ミスマッチが起きる・いい人が採れない——その原因が面接にある可能性を、この本が気づかせてくれます。 -
採用力を経営課題として取り組みたい経営者
採用は経営そのものです。面接官のスキルに投資することが、最もコストパフォーマンスの高い経営投資であることを、この本で確認していただけます。 -
面接の経験はあるが、体系的に学んだことがない面接官全般
「なんとなくやってきた」面接に、初めて体系的な「型」が入ります。読み終えたとき、明日からの面接が確実に変わります。
著者からのメッセージ
面接はセンスではなく、スキルです。
正しい「型」を知り、繰り返し実践することで、誰でも必ず「見極め」と「動機づけ」のできる面接官になれます。そしてそのスキルを持った面接官が一人増えるたびに、候補者にとっての面接体験が変わり、企業の採用が変わっていきます。
私が6年間、2,000人以上の面接官にトレーニングをしてきて確信していることがあります。面接が「良い体験」になれば、採用は必ず変わる。候補者が「この会社の面接は良かった」と感じてくれる——そんな面接が、日本中に広がってほしいと願いながら、この本を書きました。
ぜひ手に取っていただけると嬉しいです。
📖 ご購入はこちら
採用を成功に導く面接官超入門
失敗しない「見極め&動機づけ」の実践スキル
著者:田中 和義 | マイン・パブリッシング BUSINESS BOOKS
著書のテーマに関連する記事
研修・講演・書籍についてのお問い合わせ
面接官トレーニング研修の導入、著書を使った社内勉強会、講演依頼など、お気軽にご相談ください。
田中 和義
株式会社エス・シー・ラボ 代表。人材ビジネス業界35年以上、管理職経験25年以上。この6年間、面接官トレーニングのセミナー・企業研修を日本全国で展開し、年間170回以上の企業研修・講演を行う実践派講師。2,000人以上の面接官・経営者へのトレーニング実績を持つ。2026年8月30日、著書『採用を成功に導く面接官超入門 失敗しない見極め&動機づけの実践スキル』発売。Amazonで購入する 楽天ブックスで購入する