私は、リクルート時代に営業マンをしていた頃の夢を、年に2〜3回見ます。もう30年以上前のことです。内容はだいたい決まっていて、営業数字が良くなくて「どうしよう」と焦っているような夢です。なぜ、こんなに昔のことを、今でも夢に見るのでしょうか。私は夢の研究者でも心理学者でもないので、専門的な立場からお答えすることはできません。そこで今回は、本やインターネットのサイトを色々調べてみて、そこに書かれていたことを、私自身の体験と重ねながらご紹介したいと思います。
この記事でわかること
- 私が見る夢の内容——30年以上前の営業時代
- 調べてわかったこと①:「焦る夢」が意味するとされているもの
- 調べてわかったこと②:「昔の職場の夢」が意味するとされているもの
- なぜ「30年以上前」のことを、今も見るのか
- 私なりに考えたこと
- 同じような夢を見る方へ
私が見る夢の内容——30年以上前の営業時代
私は年に2〜3回、決まって同じようなパターンの夢を見ます。舞台は、リクルート時代、まだ営業マンとして走り回っていた頃です。今から数えると、もう30年以上も前のことになります。
夢の内容は、だいたいいつも同じです。営業の数字が思うように上がらず、「どうしよう」と焦っている——そんな場面です。目が覚めた後も、しばらく心臓がドキドキしているようなこともあります。
これだけ時間が経っているのに、なぜ今でもこの夢を見るのか、以前から不思議に思っていました。そこで、専門家ではない立場ながら、少し調べてみることにしました。
調べてわかったこと①:「焦る夢」が意味するとされているもの
いくつかのサイトを調べてみると、「焦る夢」について、次のようなことが書かれていました。
・焦る夢は、期限や責任に追われる感覚、準備への心配、思い通りに進まないもどかしさを表すことがあるとされています
・仕事のミスで焦る夢は、仕事への不安感の表れとされ、特に締め切りに間に合わず焦っている夢は、無理をしすぎているサインとも言われています
・責任感が強い人ほど、実際には十分準備していても「まだ足りない」と感じ、その緊張が夢に表れることがあるという説明もありました
こうした情報を読んでいて、「なるほど」と感じたのは、焦る夢は、必ずしも「今、現実に何か困っている」ということだけを表すのではなく、「責任感の強さ」や「日頃の緊張感」そのものが表れる場合もあるという点でした。
調べてわかったこと②:「昔の職場の夢」が意味するとされているもの
次に、「昔の職場・過去の仕事の夢」についても調べてみました。こちらも、いくつかのサイトで、似たような趣旨のことが書かれていました。
・昔の職場に関する夢は、仕事への関心や熱意が高まっている表れと捉えられることもある、と書かれていました
・一方で、繰り返し見続ける場合は、現在の職場環境や、自身の能力・適性に対する不安を反映している可能性がある、という説明もありました
・過去にやり残したことがあったり、当時強く印象に残った経験があったりすると、その記憶が形を変えて夢に出てくることがある、という趣旨の記述も見かけました
私自身の場合で言えば、営業時代は、数字に追われる緊張感が非常に強い時期でした。その頃の経験が、良くも悪くも自分の中に強く刻まれているのかもしれない、と感じました。
なぜ「30年以上前」のことを、今も見るのか
調べる中で、いくつかのサイトに「強い印象を伴う経験は、時間が経っても記憶に残り続け、何かのきっかけで夢に出てくることがある」という趣旨の内容が書かれていました。
これを読んで、「昔の話だから、もう関係ない」というわけではないのだと感じました。30年以上前の経験であっても、当時感じたプレッシャーや緊張感が強いものであれば、今の自分の中にも、何らかの形で残り続けているのかもしれません。
私なりに考えたこと
色々調べてみた上で、私なりに考えたのは、こういうことです。
あの頃の緊張感は、
今も自分を支えている
一部なのかもしれない。
今の私は、面接官トレーニングをはじめとする研修講師として、年間170回以上の研修・講演を行っています。もしかすると、あの営業時代に味わった「数字に追われる緊張感」や「結果を出さなければという責任感」が、今の仕事への姿勢の根っこに、今もつながっているのかもしれない——そんなふうに考えると、この夢も、決して悪いものではないように思えてきました。
同じような夢を見る方へ
もし、あなたも「昔の仕事の夢」「焦っている夢」を繰り返し見ることがあれば、それは決して珍しいことではないようです。調べてみた限りでは、多くの人が似たような経験をしているようでした。
私自身、この記事を書くために調べたことで、「昔の経験は、今の自分にもつながっている」という、少し前向きな捉え方ができるようになりました。もし同じような夢を見て気になっている方がいらっしゃれば、一度、当時の経験が今の自分にどうつながっているかを、振り返ってみるのも良いかもしれません。
※この記事は、夢の意味や心理学に関するいくつかのウェブサイトの情報を参考にしてまとめたものであり、医学的・専門的な診断や見解を示すものではありません。夢の内容が気になる場合や、不安な気持ちが続く場合は、専門機関にご相談ください。
田中和義の研修・講演について
面接官トレーニング・コミュニケーション研修・ハラスメント防止研修など、現場で使えるスキルの習得を支援しています。
田中 和義
株式会社エス・シー・ラボ 代表。人材ビジネス業界35年以上、営業・営業マネージャー経験25年以上。年間170回以上の企業研修・講演を行う実践派講師。リクルート時代の営業経験を原点に、面接官トレーニング・コミュニケーション・ハラスメント防止など、現場で使えるスキルの習得を支援している。