職場のハラスメント防止のためのコミュニケーション研修
■対象
- 部下を持つ管理職・リーダー
- 後輩指導を行う先輩社員
■ねらい
2019年には改正労働施策総合推進法(パワハラ防止法)が成立し、いよいよ今年2022年4月からは中小企業もその対象とされるようになるなど、世の中のハラスメント防止への意識は年々高まってきています。
職場のハラスメントを防ぐには、管理職や先輩が、ハラスメントの定義を正しく理解し、どういった行為がハラスメントに当たるのか正しく理解する必要があります。また、ハラスメントが起きる原因として、上司や先輩の一方的な先入観や固定概念の押し付け、誤った指導(注意・叱り方)などが挙げられますが、これらは上司や先輩が適切なコミュニケーション手法や指導方法をマスターすることで防止が可能になります。
本セミナーでは、正しいハラスメントの理解と、それを防止するためのコミュニケーション手法や適切な指導方法などを身に付けていただけます。
■セミナーの特徴
- 管理職・リーダーとして必要なハラスメントの正しい知識を学ぶ
- ハラスメント防止のためのコミュニケーション手法や叱り方を学ぶ
■プログラム
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オリエンテーション
- セミナーのねらいと効果について
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職場のハラスメントを正しく理解する
- 部下指導とハラスメントの境界線を知る
- こういう行為がハラスメントと呼ばれることになる
- 誤解されやすい行為を知っておく(ハラスメントのグレイゾーン)
- 実際にあったハラスメント事件とその悪影響を知る
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職場のハラスメントが起こる原因を考える
- なぜハラスメントは起きてしまうのか?(グループワーク&講師解説)
- 一方的な思い込みや決めつけがハラスメントにつながっている
- 信頼関係が無いと「ハラスメント」と受け止めやすい
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職場のハラスメントを防ぐコミュニケーション手法をマスターする
- 先入観や固定概念を押し付けるハラスメントを防ぐには
- 自覚のない無意識な言動によるハラスメントを防ぐには
- 「すぐハラスメントと騒ぎ立てる部下」への対処法について
- 感情的なコミュニケーションを取らないようになる手法について
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信頼関係をつくるリーダーのコミュニケーション術
- リーダーに求められる要素を理解する
- 部下や後輩と信頼関係をつくるコミュニケーション術
- 傾聴力と質問力で人間関係を好転させる(演習含む)
- 効果的な指導(注意・叱り方)ができるようになる
- 部下・後輩のタイプにあわせたコミュニケーションができるようになる
- 演習(ロールプレイ)
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研修の振り返りと質疑応答
■人数・所要時間
研修 | |
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人数 | 最大30人まで |
所要時間 | 6〜8時間 |