パワハラ防止と怒りの怒りの感情コントロール(アンガーマネジメント)
■対象
- 管理職やリーダーの方々
- 後輩指導を行う先輩社員の方
■ねらい
最近、怒りをコントロールする技術である「アンガーマネジメント」がビジネスの現場でも大きく注目されています。一方、パワーハラスメント問題が世間を騒がしており、企業においてはコンプライアンスの観点からも、このパワハラの対策が迫られています。
職場のパワハラを防ぐには、管理職や後輩指導を行う方をはじめ、全従業員がパワハラの定義を正しく理解し、どのような行為がパワハラに該当するのか把握しておく必要があります。
そして、些細なことで不要な衝突を起こさないよう、自分の感情をコントロールできるアンガーマネジメントを用いて従業員同士が円滑なコミュニケーションを行うことでパワハラ防止が可能になります。この研修では、正しいパワーハラスメントの理解と、それを防止するアンガーマネジメントの考え方と技術、そして、職場での信頼関係を構築するコミュニケーション術をマスターしていただけます。
■プログラム
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パワーハラスメントについて考える
- パワーハラスメントの定義を知る
- どこまでが指導で、どこからがパワハラになるのか?(演習:グループワーク)
- パワハラ事件の事例紹介
- パワハラの6つのパターン
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なぜパワハラが起きてしまうのか?
- ブラックゾーンとグレイゾーン
- 環境変化と世代間ギャップ
- 信頼関係が無いと「パワハラ」と受け止めやすい
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怒りの感情コントロール(アンガーマネジメント)を理解する
- パワハラ防止のポイントは、パワハラを正しく理解すること、そして感情コントロールができること
- アンガーマネジメントの歴史・背景・内容について
- 怒りの感情のメカニズムを知る
- 心の許容度を上げるために
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アンガーマネジメントで感情をコントロールする3つの技術を身に付ける
- 衝動的になることを抑える技術
- 多様性を受容する思考の技術
- 怒りの対象を区分する行動の技術
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信頼関係を構築する職場のコミュニケーション術
- 傾聴と共感のコミュニケーション術を身に付ける
- 「注意する」、「叱る」、「怒る」の違いを理解する
- その他
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本日の振り返り
- 面談に使える有効な質問リスト
- 質疑応答
■人数・所要時間
研修 | |
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人数 | 最大30人まで |
所要時間 | 6〜8時間 |